Thursday, November 28, 2013

今季初Vの谷口徹が賞金ランク2位に浮上!首位はB・ジョーンズがキープ




2012年05月14日10時44分






2年ぶりのメジャータイトルを手にした谷口が賞金ランク3位に浮上(撮影:上山敬太)






<国内男子賞金ランキング>

 最新の賞金ランキングが発表され、今季のメジャー初戦「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」を制した谷口徹が3位に浮上した。首位は前週と変わらず開幕戦で優勝したブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)がキープ。3位には「中日クラウンズ」を制したI・J・ジャン(韓国)がつけている。

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 日本プロで単独2位に入った深堀圭一郎は8位に順位を上げた。同大会で今季初の予選落ちを喫した石川遼は15位から22位に後退した。

【国内男子賞金ランキング】
1位:ブレンダン・ジョーンズ (33,315,000円)
2位:谷口徹 (32,072,128円)
3位:I・J・ジャン (27,267,961円)
4位:藤田寛之 (26,057,000円)
5位:谷原秀人 (20,025,333円)
6位:小田龍一 (19,800,000円)
7位:イ・キョンフン (19,718,100円)
8位:深堀圭一郎 (15,000,000円)
9位:白佳和 (12,743,457円)
10位:近藤共弘 (11,804,833円)

17位:池田勇太 (9,037,833円)
22位:石川遼 (6,403,333円)

輝き取り戻した深堀圭一郎、「僕のゴルフ人生は続いていく」




2012年05月14日11時48分






すべてを振り絞っての2位、がけっぷちからシード獲得へ大きく前進した(撮影:上山敬太)






 国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」で、接戦の末谷口徹に敗れたものの単独2位に入った深堀圭一郎。今大会で1,500万円を獲得して賞金ランキングも8位に浮上した。1,500万円は昨年の賞金ランキングで69位。今季はシードを失い生涯獲得賞金25位の権利でツアーに参戦している深堀だが、これで来季の賞金シードに大きく前進した。

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 背水の陣で臨んだシーズンだった。2011年2月に持病だった左足底筋膜炎の手術を行い、昨年は9試合の出場。シード権は失い「僕にとっては最後の切り札だった」という生涯獲得賞金の権利を行使した。もし仮に今年シードを確保できなければトーナメント出場権がなくなることとなる。

 「自分のゴルフをどうしようか…」とがけっぷちに追い込まれた中の2012シーズン。クラブ契約も変えて試行錯誤を繰り返しながらベストパフォーマンスを求めてきたが、開幕から3戦連続で1打及ばず予選落ちと思うようなゴルフができず苦しい中にいた。しかし、そんな中でも深堀を支えたのは家族の力だった。「娘にもまだまだゴルフをやっているところを見せなきゃいけない。家族も“まだきっと出来る”って言ってくれてたしね」。

 「これからまだまだ試合はある。僕のゴルフ人生は続いていく」。“最後の切り札”を使った大勝負にも勝った。輝きを取り戻した43歳が多くの後押しを受けて、復活への道を力強く歩き出した。

遼は雨の中で調整、昨年のリベンジなるか




2012年05月15日16時34分






パター練習をする石川、今週はクロスハンドではなく順手に戻すようだ(撮影:米山聡明)







とおとうみ浜松オープン 事前情報◇15日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(7,054ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー第5戦「とおとうみ浜松オープン」が17日(木)より4日間の日程で静岡県にあるグランディ浜名湖ゴルフクラブにて開催される。

【関連ニュース】昨年は小林正則がプロ14年目で初の栄冠

 今大会は他大会と異なりメインとなるスポンサーをおかず、大会運営資金は入場料収入や地元企業からの協賛でまかなわれる地域密着型のトーナメント。ファン目線などを重視し“みんなで作るゴルフトーナメント”を合言葉に、今年で2度目の開催を迎える。

 昨年はトータル20アンダーでホールアウトした小林正則石川遼によるプレーオフの末、小林がプロ14年目にして初の栄冠を手にした。リベンジに燃える石川はこの日の午後にコース入り。雨が降りしきる中、ドライビングレンジで打ち込みを行い、その後はパター練習場で念入りに調整を重ねた。先週は今季初の予選落ちを喫してしまったが、その悔しさをこの大会で晴らすことができるか。

 この日ペアリングも発表され、初日石川はハン・リー(米国)、原口鉄也と同組で7時50分より1番ティからスタートする。

深堀圭一郎、自信を取り戻し「とおとうみ浜松オープン」へ!




2012年05月16日17時26分






左足のケガから見事に復活を果たした深堀圭一郎(撮影:米山聡明)









とおとうみ浜松オープン 事前情報◇16日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(7,054ヤード・パー72)>

 いよいよ明日17日(木)から静岡県にあるグランディ浜名湖ゴルフクラブにて、国内男子ツアー第5戦「とおとうみ浜松オープン」が開幕。この大会に人一倍熱い思いを持って臨むプロがいる。それが先週のメジャー初戦「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」で惜しくも谷口徹に敗れたものの、左足のケガから見事に復活を果たした深堀圭一郎だ。

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 この大会は深堀が選手会会長時代から旗振り役となり開催に尽力した試合。「一番大切な試合ですね。お世話になった皆様に元気な姿を見せることが出来て嬉しい」。今季は初戦から1打及ばずに3戦続けて予選落ち喫したが、先週はメジャーで優勝争いができるまでに復調し2位フィニッシュ。「順位よりも、4日間悪い方向にいかないでホールアウトできたのが収穫。不安のかたまりだったので」、優勝はつかめなかったが、大事なこの試合の前にプレーに対する自信は取り戻すことができた。

 「チケットを買っていただいた皆様にいいプレーをみせたいです。そして、この大会の開催に協力していただいた皆様に恩返しができれば」と先週の死闘の疲れはまだ抜け切ってはいないだろうが、気合は十分。輝きを取り戻した深堀、復活優勝の舞台はこの大会が一番ふさわしい。